院長コラム

2019年08月

慢性腰痛の治療

Q:慢性腰痛の治療には何がありますか?

A:慢性腰痛とは、3か月以上継続する腰痛のことを言い、原因としては様々なものがあります。手術が必要なものもあり、専門の医師の診断が必要です。保存的治療としては、薬物療法や神経ブロック、注射療法、物理療法、装具療法、運動療法などがあります。内服や注射、物理療法を続けるだけでは治療として十分ではなく、加えて運動療法を行うことが重要です。運動療法を行うことにより今まで行ってきた内服や注射を中止することができる方も多くいます。運動療法は、自己流で行うのではなく、個々に合ったやり方を理学療法士などから指導してもらい、そのやり方を自分でも積極的に行うことが大切です。また腰痛の予防にも運動療法は有用です。

院長コラム一覧へ戻る