手根管症候群

手根管症候群とは

親指、示指、中指全体と環指の親指側の痺れを生じます。症状が進行すると、親指の付け根の筋肉が痩せて物がつかみにくくなります。

原因

多くは、原因不明です。他の原因は、手の過度な使用、手関節骨折・脱臼・変形の後遺症、腫瘍、腱鞘炎、透析、全身性疾患(糖尿病、慢性関節リウマチなど)、神経・筋の奇形などがあります。

検査

レントゲン検査、神経伝導速度検査、エコー、MRI検査等を行います。

治療

保存的治療としては、消炎鎮痛剤やビタミンB12などの内服、外用薬、シーネ固定、手根管内注射などがあります。
痛みと痺れがひどい場合や麻痺のある場合は、手術を行います。

当院での手術方法

当院では内視鏡を使った手術を行っています。傷が小さく、日常生活や仕事への復帰が早いことが利点です。

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